アメリカの長距離バス「グレイハウンド」に気をつけて!

かつて、アメリカのニューヨークからナイアガラの滝へ移動する際、アメリカのバス会社「グレイハウンド」を利用したことがあります。

広大なアメリカ国内を移動する手段としては、基本的に飛行機や自動車などが代表的ですが、なるべくお金を節約したい時にはいわゆる長距離バス(夜行バス)を利用するという手段もあります。

当時、金欠の大学生だった私は、ニューヨークからナイアガラへ行くために、何の迷いもなく上記の長距離バスを選択したことは言うまでもありません。

しかしながら、この選択が後々私を大きく困惑させ、結果的に後悔することになってしまうのです。

そこで今回は、私がアメリカでグレイハウンドバスを利用した体験談と、利用にあたって注意すべき点を克明に記していくことにします。

 

 

 

グレイハウンド・バスとは?

まず私の体験談を書く前に、グレイハウンドって何ぞや?ということを軽く説明しておきますね。

 

グレイハウンドは、アメリカ合衆国で最大規模のバス会社です。(カナダやメキシコでも運行しているようです。)

もしこれを読んでいるあなたがアメリカで長距離移動バスを利用しようと考えているのならば、まず最初にこのグレイハウンドに乗ることを考える必要があるでしょう。

 

たとえばロサンゼルスからサンフランシスコ、シアトルからバンクーバー、ボストンからニューヨークなど、圧倒的な路線数を誇り、全米で利用することが可能だからです。

アメリカで長距離バスを利用する時にはこのグレイハウンドを利用するのが最良の手段と言えます。

便数や路線の数、価格など、どれをとってもグレイハウンドは申し分ないのです。

 

しかしながら、もちろん利用する時にはいくつかの注意点があります。

次の項目で、私の体験談を交えてお話ししましょう。

 

 

 

グレイハウンドバス 体験談

グレイハウンドの予約方法はいくつかありますが、私の場合は公式ホームページにて事前に予約をし、セブンイレブンで支払いを済ませました。

 

『予約をして、支払いも済ませた。』

 

この時点で満足していたことが、大きな大きな間違いでした。

 

セブンイレブンで支払いを済ませて、その引き換えに貰ったものは、予約番号が記載された領収書だけ。

そして、どうやらこの領収書が最重要書類だったらしく、その後の運命を大きく左右することになるのです。

 

この領収書を、乗車する当日にグレイハウンドのバスターミナルへ持って行き、チケットに換えてもらうという流れだったのですが、なんと私はその領収書を持っていくのを忘れてしまうというドジをやらかしてしまいました。

とはいえ、たとえ領収書を忘れても、ネットで予約をしてコンビニで支払いを済ませたことは紛れもない事実。

自分の名前と予約番号を伝え、身分を証明できるものを提示すれば、きっとチケットを受け取ることが出来るだろう」という、日本人らしい甘い考えを持っていました。

 

ところが、いざバスターミナルの受付で事情を説明すると、「チケットは渡せない」の一点張り。

事情を話しても、名前や予約番号を伝えても、パスポートを見せても、「どんな理由があろうと、領収書が無ければ絶対にチケットを渡すことはできない」と真顔で言われてしまいました。

 

受付の無愛想なオッサンには、何を言ってもラチがあかないので、今度は別のスタッフ(優しそうな女性)に声をかけ、事情を説明しました。

すると彼女は天使のような笑顔で「事情はよくわかったわ。今から上司に相談して、なんとかしてあげる。」との返答が。

よかった、これでバスに乗れる!と思ったのも束の間、その上司とやらがこれまた最悪なオバサンだったのです。

そのオバサン(悪魔)は、受付のオッサンと同じく「領収書が無ければ乗せることはできない」と冷たく言い放ちました。

慣れない英語でとことん事情を説明しても、首を横に振り、「領収書を忘れたあなたが悪い」とか「チケットを買い直しなさい」と言うだけ。

さらには「あなたはセブンイレブンにお金を騙し取られたのね。可哀想な人。」なんて言われる始末。もはや暴言ですね。

やがて問答はヒートアップしていき、私もだんだん語気を強めて主張していくと、「あまりしつこいと警察を呼ぶわよ」とまで言われました。

ここまでくると、私もお手上げです。

 

さすがに「チケットを買い直すか…」と諦めかけていたその時、さきほどの優しい女性スタッフが傷心の私に「こっそりバスに乗せてあげる。」と声をかけてくれたのです。

結果として、そのスタッフ(天使)のおかげで私は夜行バスに(こっそり)乗ることができました。

 

本当に疲れましたが、この経験のおかげで「海外の長距離バスは日本とは違う」ということが、身に染みてわかったのです。

 

 

 

アメリカで長距離バスを利用する際の注意点

グレイハウンドに限った話ではありませんが、アメリカで長距離バスを利用する際の注意点は以下の3つです。

 

 ①ある程度の英語力が必要。

 ②予約しただけで安心してはいけない。

 ③乗車しても気は抜けない。

 

に関しては先述した体験談からもお判りかと思います。

 

については、これまた日本との大きな違いですが、安全面のお話です。

アメリカでは、長距離バスに乗るのは低所得者層ちょっと危ない感じの人がたくさん乗っています。

すこしでも油断すると、貴重品を盗まれることがあるので、充分に注意してください。

 

また、日本と同じようにサービスエリアでのトイレ休憩もありますが、一定の時間が過ぎると容赦なく置いていかれます。

人数確認とか、一切しません。

実際に、私の隣に座っていたオジサンは、とあるサービスエリアで置いていかれました。

座席に彼の荷物が置いてあるのにも関わらず、人数確認をしないでバスが動き出したのです。これには私も驚きました。

アメリカは本当にシビアな国です。(笑)

 

 

 

おわりに

私は決してグレイハウンドの悪口を書きたいわけではありません。(悪いのは領収書を忘れた私なので。)

ただ、アメリカで長距離バスに乗る時は、決して油断してはいけない、ということだけお伝えしておきます。

日本のような恵まれた環境など、海外では存在し得ないのです。

上記の注意点や私自身の体験談が、これからグレイハウンドを利用する方の参考になれば幸いです。

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