これから留学・ワーホリへ行く! or 将来留学してみたい!
こういう方、意外と多いのではないでしょうか。
焦る必要はございません。

私もそうでした。
結局、留学当日までろくに英語を喋ることも出来ない状態で、アメリカに留学してしまったのです。
詳細は以下の記事を参照。
とはいえ、いくら「焦る必要は無い」と言っても、さすがにある程度の準備というものは、しておいた方が良いです。
だって、せっかく高いお金をかけて留学するんですから。
良いスタートダッシュを切りたいですよね。
そこでこの記事では、留学前(ワーホリ前)にするべき英語の勉強方法と、おすすめの英語教材についてまとめていきます。
ターゲットとしては、
- 留学・ワーホリをすることが決まっているが、英語が全然喋れない人。
- 英単語や文法の知識は多少あって、英文を読むこともできるが、スピーキング・リスニングが苦手な人。
- 英語を習得したくて留学するが、事前に準備出来ることはやっておきたい人。
こういう感じの人に読んでほしいな~、と考えております。
英語をある程度話せる人は、申し訳ございませんが今すぐ立ち去ってください。(笑)
該当する人は、少し長くなりますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。
この記事の目次
留学前に知っておいてほしいこと
おすすめの教材と勉強法を紹介する前に、これから留学をする全ての人に知っておいてほしいことがあります。
第一に、日本人の英語力(主に文法・語彙・読解力)は意外と高い、ということ。
そして次に、留学に向けて大切なのは「スピーキング」「リスニング」である、ということです。
順に説明していきますね。
◎日本人の英語力は意外と高い。
「日本の英語教育は全然ダメだ」と至るところで悪口を言われています。
私もダメだと思います。
だって中学・高校・大学と10年近く英語勉強しても、全然喋れるようにならねぇし!!
日本の英語教育は機能していない、と思われても当然かもしれません。
しかし、留学へ行き、語学学校で学んでいるうちに、
と思ったことがありました。
というのも、まわりのクラスメート達(主にサウジアラビア人)が全然英語出来ないからです。
私が通っていた語学学校の授業は、「グラマー(文法)」「スピーキング」「リスニング」「リーディング」「ライティング(英作文)」の他に、いくつかの選択科目がある、といった具合でした。
文法や英作文、リーディングのクラスにおいては、日本人や韓国人が圧倒的に優秀です。
ペーパーテストでも私は常に満点に近いくらいでした。(センター英語の方がよっぽど難しい)
しかし、スピーキングの授業になると、立場が大逆転。
中東系の人たちの独壇場と言ってもいいくらいです。
彼らの発言力は凄まじいものがあります。
スピーキングの授業に限らず、全ての授業において彼らの発言力は日本人の100倍はあります。
文法めちゃくちゃ、発音もめちゃくちゃ、英語力が全然無いのに、やたらと英語で喋ろうとするんです。
あのエネルギーには、マジで度肝抜かれました。
自信満々で「アイフォゲトホームワルク!!(I forgot homework=宿題忘れた)」と叫び散らすんです。
良い意味で、彼らは恥を知りません。
頭よりも先に口が動く、といった感じです。
英語を喋れるようになるためには、彼らのような度胸・図々しさが物凄く大事だと今では思います。
日本人は、決して英語が出来ないわけではありません。
読解力や語彙力、文法力は、日本の英語教育のおかげで物凄く長けているのです。
ただ一つ、恥を恐れず、文法や発音を気にせず、積極的にひたすら英語を話そうとする度胸・勇気が足りないだけです。
その壁を乗り越えることが出来れば、必ず英語を話せるようになります。
ただ、その壁を乗り越えるのは結構大変なので、留学前に準備(英語の勉強)をした方が良いと私は思います。
◎留学に向けてやるべきは「スピーキング」と「リスニング」
中学や高校では、主に文法・語法・語彙(英単語)・読解・英作文・リスニングに力を入れてきたと思います。
しかし、これから留学をするのであれば、コミュニケーションのための英語、すなわち「スピーキング」と「リスニング」が必須になります。
ですから、留学までの時間は、この2つを強化することに力を注いでください。
近所の英会話に通うのも良いし、英語の海外ドラマを見まくるのも良いです。
どんな方法でも構いません。
自分に合った勉強法を見つけて、留学まで毎日取り組んでみてください。
「自分に合った勉強法や教材がわからない!」という方は、これから私がオススメの英語教材と勉強法を紹介しますので、それを実践してみてください。少しはマシになると思います。
これから留学をする全ての人にオススメの教材

まず、これから留学する(or留学したい)全ての人に、ぜひ利用してほしい最強の英語教材があります。
その名も、スタディサプリ ENGLISHです。

就活や転職サイトでお馴染みのリクルート社が運営する英語学習アプリで、パソコン・スマホ(アプリ)のどちらでも利用することができます。
リスニングとスピーキングに特化した教材なので、これから留学へ行き実際に英語を話す方にとっては最高のアプリです。
留学するのが今から2年後であろうと、1か月後であろうと、留学前にある程度の英語力を身につけたいのならば、必ず取り組んでほしいです。
私も現在、ほぼ毎日、通勤途中にイヤホンでリスニングやディクテーションをし、寝る前にはスマホのマイクに向かって英語を発声して疑似的な英会話をしています。
おかげさまで留学後に低下していた英語力も徐々に回復していき、今では留学中よりも喋れるようになったんじゃないか、ってレベルにまで到達出来ています。
特に発音・イントネーションに関しては、音声解析による精密な分析のおかげで、飛躍的に向上している実感があります。
レッスンの一つである「なりきりスピーキング(疑似英会話)」でスマホやパソコンのマイクに向かって英語を発話するだけで、以下の画像のように、自分の発音のどこがいけないのか指摘し、解説してくれます。

ほんと、すげぇですよ。ここまで技術は進歩したか、っていう感じ。
もちろんこのアプリの利点は発音・イントネーションの矯正だけではありません。
「ディクテーション(パソコンの場合はキーボード、スマホの場合はタップ)」や、TOEIC・TOEFLで求められる「内容把握クイズ」のおかげで、リスニング力の向上も見込めますし、実際の英会話で頻繁に使う構文・語法・英単語も網羅していますから、充分な知識を身につけることが出来ます。
受験やTOEIC・TOEFL対策として利用するのも良いですが、
それ以上に実践的な英語(話す英語・聴く英語)を勉強できる、というのがこのアプリの最大の特徴です。
私が留学する時にも欲しかったです、こんなアプリ。笑
あなたがこれから先、留学するor留学したいと思っているのであれば、とりあえずこのスタディサプリENGLISHで英語力をある程度鍛えてから臨むと良いでしょう。
月額980円かかりますが、当サイトのキャンペーンコードを利用すれば、最初の1か月間は無料でお試し体験することができます。
キャンペーンコード: TRY2016
1か月以内でしたら、途中で解約してもお金がかかりませんので、試しに登録して使ってみてくださいね。
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ちなみに、私も個人的にスタディサプリENGLISHを毎日使っています。
月に1回、スタディサプリENGLISHを使った成果(英語力は本当に向上しているのか、等)を別記事にて定期報告していく予定ですので、興味がある方はチェックしてみてください。
【残り日数別】おすすめの教材と勉強法
ここまで「スタディサプリENGLISH」が最強の英語教材だよ!と書いてみましたが、
ここからは、それに+αでおすすめの教材を挙げていきます。
今回のテーマは「留学まで時間が無い人」向けの記事ですが、
一口に「時間が無い」と言っても、、まだ1年以上先という人もいれば、中には「あと2週間後に留学だよ!やべえよ!」という人もいるでしょう。
そこで、ある程度の期間で区切って、残り日数別におすすめ英語教材を紹介していくことにしました。
概要としては、
- 留学まで時間がたくさんある人(1年以上) → インプットに力を入れる
- あと1年以内に留学がスタートする人 → アウトプットに力を入れる
- 留学目前の人 → 英語圏で暮らすためのマインドや考え方を学ぶ
以上のことを目的とした教材となります。
これから紹介する教材を、前述したスタディサプリENGLISHと併せて勉強していけば、きっと英語力は向上するはずです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
・留学まであと1年以上ある人

☆おすすめの教材
- 今持っている単語帳・文法書
- ネットの動画サイト(YouTube、TED、Huluなど)
☆おすすめの勉強法
- 今持っている参考書で知識をインプットし、英語の映画やドラマ、動画を観る習慣をつける。
留学まで1年以上あるのであれば、まだまだ焦る必要はありません。
とりあえず、中学・高校時代に習ってきた英語の復習という意味を込めて、基本的な単語や文法を見直してください。
特に大事なのは単語力。
ポイントとしては、英語を読んで日本語の意味を答えるのではなく、日本語を読んで英単語を答える訓練をしてください。
たとえばapple→りんご、ではなく、りんご→apple、というような連想の仕方です。
これがのちのち英会話(瞬間英作文)するために必要な能力に結びつきます。
あとは、暇な時間にでも動画サイトで英語関連の動画を観ると良いでしょう。
英語学習をメインにしているユーチューバーの動画を観るのも良いですし、TEDで英語のスピーチやプレゼンテーションを観るのも良し。
あるいはHuluやNetflixで気になる海外ドラマ・映画を観るのもアリだと思います。
とにかくどんな形でも良いので、日常的に英語に触れる機会を少しずつ増やしていってください。
・留学まであと1年~半年の人

☆おすすめの教材
- 『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』
☆おすすめの勉強法
- 本に書かれている「サイクル法」を実践し、超簡単な英作文を瞬間的に作れるようなトレーニングを積み重ねる。

サイクル法とは、本文の言葉をそのまま借りると、「軽めに何度も漆塗りするように繰り返し、自然と長期記憶に刷り込んでいく手法」のことです。
たとえば「青」=「blue」と瞬時に言葉に出せるのと同じように、
「彼女は英語を話すのが得意です。」=「She is good at speaking English.」と、一瞬も迷わずに答えられるように訓練する必要があります。
瞬間英作文トレーニングは、そういった訓練をするために最良の本となっています。
以下の写真のように、見開きの左側が日本語、右側が英語…という構成です。

左ページの日本語を見る→頭の中で瞬時に英作文→口に出して英語を発話→右ページの英語を見て答え合わせ
という流れを、何度も何度も繰り返します。
内容も、中学生レベルの単語や文法しか出てこないので超簡単です。
とにかく鍛えるべきは瞬発力。
何度も何度も繰り返すうちに、何も考えずに短文を口ずさめるようになっていきます。
頭というよりも、身体で覚えるような感覚です。
そういったトレーニングを留学前に済ませておけば、留学中の英語の習得が円滑になりますし、少し応用させるだけで、より高度な英語も話せるようになっていくはずです。
・留学まであと6か月~3か月の人

☆おすすめの教材
- 『ネイティブイングリッシュ』
☆おすすめの勉強法
- 24日間コース(最短コース)を、3周~5周する。
ネイティブイングリッシュとは、いわゆるスピードラーニングに代表される「聞き流し」系の英語学習教材です。
英語を喋れるようになりたい!という人向けに開発されたプログラムですので、単に「リスニング」だけではなく「スピーキング」に力を入れている、というのが大きな特徴ですね。
勉強法に関しても、スケジュールが最短コース(24日)、標準コース(96日)、制作者おすすめコース(168日)など様々なスケジュールが用意されていますので、自分の状況に合った勉強法を選択すれば良いでしょう。

ちなみに私は留学直前(2週間前)に慌ててこの教材を買いました。
ですが、さすがに2週間前では間に合いません。(そりゃそうだ)
ネイティブイングリッシュで英語の勉強をするのであれば、最低でも1か月前、できれば3か月前までには購入しましょうね。
価格が29,800円とクソ高いのですが、60日間返品可能(全額返金、開封済みでも可能)なので、とりあえず購入してみて、気に入らなかったら返品する、という方法もあります。
留学までに自分の英語力を本気で何とかしたいのであれば、ぜひ利用してみてください。
ちなみにネイティブイングリッシュについてもっと詳しく知りたい方は別記事を参考にしてみてください。
・留学まであと3か月~1か月の人

☆おすすめの教材
- 『CD付 ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100』
☆おすすめの勉強法
- 付属のCD(音声データ)を聴きながら、100のフレーズを毎日ひたすら口ずさみ、実践で使えるようにする。
もう留学まで3か月切ってる!やべぇ!という方は、最初に書いたスタディサプリENGLISHに加えて、この英会話なるほどフレーズ100を読みましょう。
「just a little(ちょっとだけね)」とか「go ahead(どうぞ)」とか、超簡単なフレーズが100個まとめてあります。
内容は簡単ですが、この本に書いてある内容は、実際にアメリカ留学中にめちゃくちゃ使いました。
毎日何かしらの場面でこの本に書いてある表現を使っていたかもしれません。
それだけ重要…というより、生きていく上で必須の英語表現ばかりが集められています。
本のタイトルの通り、ネイティブであれば言葉を覚えたての子ども(3歳~5歳くらい)が使うレベルの言葉です。
「そんな簡単な表現すでに知っとるわ!!」という人には必要ありませんが、少しでも不安を感じるのであれば一読する価値はあると思います。
付属のCDを聴きながら、発音やイントネーションを真似して、ニュアンスや使いどころについても理解を深めると良いでしょう。(ラジオを聴いているような感覚で楽しめます。)
・留学まであと1か月を切っている人

☆おすすめの教材
- 『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』
☆おすすめの勉強法
- とりあえず最初から最後まで、一通り読んでみてください。
個人的にかなりの良書だと思います。
実際に使える表現も書いてありますが、それよりも重要な『マインド』の話を中心に展開しています。
日本人は、知識や読解力があっても、『喋れない』。
しかし、英語を話せるようになるためには、英語を話す必要がある。
単に英会話だけではなく、日本の英語教育や言語習得の本質に触れています。
当たり前のことを、かみ砕いてわかりやすく、納得させられる形で解説している本です。
留学目前に迫っていよいよ「やべえな…」と思った時に、手に取ってほしい一冊です。
おわりに
正直に言うと、英語が全く喋れない状況で留学をしても、渡航先である程度の努力をすれば、最終的にはなんとかなります。なぜなら、私がそうだったからです。
とはいえ、なんとかなることにはなるのですが、やっぱり結構大変です。
遅かれ早かれ、英語を話せない自分を変えようと努力しなければなりません。
留学する前に苦労しておくか、留学先で苦労するかの違いですね。
であれば、少しでも留学へ行ったときの苦労を軽減した方が良いに決まっています。
これから留学する人は、とにかく発音が下手くそでも文法めちゃくちゃでも構わないので、自分なりに「英語を話す」トレーニングをしておいた方が良いでしょう。
そのために、この記事で挙げていった教材や勉強法をぜひ活用してみてください。
私はとりあえずスタディサプリENGLISHをゴリ押ししておきます。(笑)
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