英語が全く話せない状態でアメリカ留学した結果・・・

私が大学生の頃、アメリカ合衆国に1年間語学留学&大学留学をすることになりました。

留学をすることは、何年も前から決めていたので、留学のための準備(つまり勉強)をする時間は充分すぎるほどありました。

しかしながら、明日やろう、明日やろうと、準備を先延ばしにし、結局英語がほとんど喋れない状態のまま、留学の日を迎えてしまったのです。

 

そこで今回は、英語力ゼロの状態で海外留学した場合、一体どれくらいの時間で喋れるようになるのか?ということを、私自身の体験談をもとに検証していくことにしましょう。

 

 

 

 

 

最初の1か月は意味不明

留学初日、「え。本当に何も喋れないじゃんやばい」と心底不安を感じながら迎えたわけですが

とりあえず、留学2週間前に慌てて購入したネイティブイングリッシュという英語教材を飛行機の中で必死に聴きまくりました。

当然ながら出発当日にそんなことをしても無意味です。無駄な抵抗というやつですね。(笑)

とはいえ、このネイティブイングリッシュは英語学習の教材としてはかなり優秀で、英語できない人にも優しい内容となっています。

だからこそ、もっと早く(少なくとも1か月くらい前)購入して毎日聞き流しておくべきだったな~と軽く後悔しています。

 

話を元に戻しましょう。

留学先では学生寮での共同生活だったため、コミュニケーションをとらなきゃいけないことは絶対条件。

しかしながら、一通りの自己紹介を終えたあと、ルームメイト(韓国人とアメリカ人とメキシコ人)を交えての会話では、案の定知ったかぶりをしながら相槌を打つのが精一杯。

まじで何を喋ってるのかわかりません。

冷静になって、聴くことに集中すれば知っている単語くらいは拾うことができるのですが、そもそも初対面の外国人全く知らない土地と環境不慣れな言語でコミュニケーションを取るわけですから、冷静になんてなれるはずがありません。脂汗だらっだらです!(笑)

幸い私は良いルームメイトに恵まれました。「あ、こいつ英語喋れないな」ってのが一瞬でわかったようで、その後は超簡単な質問しか飛んできませんでした。

そんなこんなでハラハラドキドキの1日目を終えたわけですが、問題はやはりここからです。

2日目以降、語学学校が始まるまでの約1週間、部屋から出るのが怖くて堪らなかったことをよく覚えています。

一歩部屋から飛び出すと、全く知らない人々が全く知らない言語で話しかけてくるので、ある意味当然の感情なのかもしれません。

が、しかし、ここでビビっていては何も始まりません。高いお金をかけて英語圏まで来た意味が全く無いのです。

英語力ゼロで留学へ行く人にとって、これは宿命とも言えるでしょう。四の五の言っていられません。

とにかく部屋を飛び出て、意味不明でもいいし、相手が誰でもいいので、とにかくぶつかってみてください。

会話しなくても、同じ空間にいるだけで成長につながるはずです。

 

 

留学を始めて1週間後には、学校がスタートです。

語学学校の場合、最初に英語力テストみたいなのを受けて、その結果をもとにクラス分けされることになります。

つまり自分のクラスには、自分と同じレベルの英語力を持った人間が集まるというわけです。こう考えると非常に気分がラクになります。

語学学校に集まるのは、たいていアジア人(日本・韓国・中国人など)とか中東系(サウジアラビア人など)が中心で、不思議なことに周りの人たちが自分と同程度の英語力だと、途端に自信が湧き出てきます。

自信が出てくると、積極的にコミュニケーションを取ろうとするようになります。

そういった意味では、語学学校は非常に良い環境だったな、と私は思います。

ちなみに授業は、もちろん先生が何言ってるかほとんどわからず、意味不明でした。(笑)

 

 

 

 

 

3か月目くらいでやっと慣れ始める

留学をして最初の3か月は、本当に1日1日が濃いのに、気がついたら時間が過ぎている!という感じで、本当に不思議な感覚でした。

とはいえ、やはり1~2か月目は自分が満足いくように英会話を成り立たせることは無理です。

ですから、多くの人が言うように、短期留学をしただけでは英語を話せるようにはならないと思います。(ただし、英語を話すための良いきっかけにはなる)

留学をして、3か月くらい経てば、「あぁ、ちょっとだけ慣れたかな?」って思い始めるでしょう。

ここでいう「慣れる」というのは、「英語を話せるようになる」という意味ではありません。

どちらかというと「英語を話せない自分に慣れてくる」といった感じでしょうか。

自分の身の丈を知り、どのように人々と接したらいいか、ということがわかってくるのです。

そして慣れ始めたこの頃に、ようやく精神的にも余裕ができ、いろいろなことにチャレンジする気力も湧いてくるようになります。

たとえば近隣の街を観光してみたり、学校のアクティビティに参加してみたり、パーティに参加してみたり・・・。

とにかく行動の範囲が広くなってきて、すごく楽しくなってくる時期でもあります。

 

この楽しい時期を迎えるためには、最初の1~2か月で恐れずに部屋から飛び出ていくことが大切です。

実際、私の知り合いの日本人で最初の1~2か月に部屋に引き篭もり状態になった女の子がいて、そのこは結局誰ともコミュニケーションをとることができず、半ば対人恐怖症のような状態になり、途中でリタイアして日本へ帰国してしまった人がいました。

留学をすれば英語が話せるようになる、というのは大きな間違いです。

よくある例として、日本人とばかり一緒にいて全然英語が上達しない、という話がありますが、そういうパターンも実際によくあるのです。

そしてさきほどの女の子のように部屋に引き篭もってしまって英語が全く話せない!というパターンもあります。

結局のところ、失敗を恐れず、とにかく飛び込んでみる!という挑戦心みたいなものがすごく重要になってきます。

留学そのものがすでに挑戦であることには変わりないのですが、逃げ道はいくらでもあります。

そんな環境の中で、いかに自分を奮い立たせて新しい環境へと身を投じるかが、本当に大切なポイントだと私は思うのです。

 

 

 

 

 

半年経てば日常会話には困らないレベルに

私が通っていた語学学校では、「TOEFL-ITPで500点を超えれば大学の授業を受けることができる」みたいな基準が存在したため、私は猛勉強しました。

で、結果的に540点くらい取ることができて、晴れて大学の講義を受ける権利を得たわけです。

これが留学がスタートしてから半年後のことでした。

この頃には、かなり英語が話せるようになっていたと記憶しています。

話せるといっても、会話のキャッチボールが成り立つようになった、というレベルであって、高度なアメリカン・ジョークを飛ばしたり、関係詞を使った難しい長文での会話なんていうのは程遠いレベルでしたが・・・。

 

でも、半年間、まじめに語学学校に通って、先生の話を真剣に聞き取って、アホなクラスメートたちと一緒に学んで、寮に帰って英語ペラペラなルームメイト達と会話して、空いた時間には図書館でTOEFLの勉強して、休日にはパーティに行ったりして、本当に充実した時間を過ごしていました。

毎日を全力で、真剣に過ごした結果として、日常会話には困らないレベルになることができました。これは個人的には非常に達成感のある経験です。

大学の授業は、当然わけがわからなかったのですが、日常会話ができるレベルだったので、たまたま隣の席に座っていた人に助けてもらったり、同じグループの人たちと協力して課題をやったりと、なんやかんやでなんとか単位をとることができました。

専門的なことは全然わからなくても、とりあえず日常会話レベルまで英語力を上げることができれば、あとは何とかなるということがよくわかったのです。

ここから先は、いかに英語力を洗練させていくかという点だけだと思います。

そしてこのレベルまでくれば、あとは本当に楽しいことばかり。

残りの留学生活も、本当に楽しくて楽しくて・・・このままアメリカに永住したいくらいでした(笑)

 

 

 

 

 

結論

英語力ゼロの人間が海外留学した場合、約半年で、ある程度英語が話せるようになります。

 

ただしこれは私の例であって、万人に共通する話ではありません。

もっとセンスがあったり努力する人であれば、あっという間に話せるようになるでしょうし

逆に半年経っても全く喋れない人もいると思います。

本当に人それぞれなので、あまり気にしないのが一番だと思います。

 

 

で、最後におすすめの教材を紹介させていただきますね。

 

「近い将来留学するorしたいけど全然英語わかんねぇ!やべぇ!」という方は

最初に書いたネイティブイングリッシュという教材をオススメしておきます。

たしか3万円くらい値段がするんですが、60日以内であれば開封済みでも無料で返品できるので、テキストとかいらない!って人はとりあえず注文して、ウォークマンとかiPodとかに入れて返品しちゃえばいいと思います。(ホントはダメよ)

でも正直3万円以上の価値はあると個人的に思います。結構オススメです。

 

 

 

とにもかくにも、参考までに今回は私の体験談を書かせていただきました。

この拙い文章が、今後留学をする人(特に英語力皆無でめちゃくちゃ不安!という人)の役に立てば幸いです。

最後まで読んでくれてありがとうございました!

 

 この記事へのコメント

  1. キムラ より:

    検索で辿り着きました。
    貴重な体験談をありがとうございます。
    質問なのですが、ゼロというのは、どの程度のゼロだったのしょうか?
    Helloぐらいしか言えない、中学英語レベルなど教えてほしいです。

    • 管理人 より:

      コメントありがとうございます。返信が遅れてしまい申し訳ございません。

      実は英語力ゼロといっても、英単語の知識でいうと、「システム英単語」という単語帳の1章・2章まで全て覚えているレベルでした。
      単語力はそこそこありましたが、いざ会話になると、「Hello」「Thank you」など、誰もが知っているレベルの言葉しか口から出てこない(頭の中で文章を作ることができない)という状況です。
      ちなみに参考までに、留学前のTOEICでは400点くらいでした。(ほとんど適当にマークしました。)

      英単語や文法の知識は、あるに越したことはありませんが、いざ実践となると意外に超簡単な英単語しか使わないものです。(動詞だとbe,have,get,want,letなど)
      ですから、準備する時間がある人はインプット(単語力や文法力)をするべきですが、時間が無い人はアウトプット(話す力・英作文)に力を入れたほうが良いと私は思います。
      アウトプットのトレーニングとして、私が実際にやってみたのは、「自分の知っている単語・文法だけで、今思っていることを英語に変換してみる。」ということです。
      これを毎日ことあるごとに繰り返してみてください。少しずつ英語を話せるようになってくるはずです。

  2. hana より:

    半年語学学校で学んだ後、大学に半年行ったとのことですが、具体的にどの語学学校か教えて欲しいです!このようなプログラムが組まれている語学学校は他にも多数あるのでしょうか?はじめてこういうプログラムを聞くので詳しく教えて欲しいです!

    • 管理人 より:

      コメントありがとうございます。
      具体的に言ってしまうと、私が留学した場所は、カリフォルニア州立大学・サンバナディーノ校(略称:CSUSB)という大学です。(ド田舎です)
      大学内に語学学校が付属しており、そこを卒業する(もしくはTOEFL-ITPで500点以上とる)と、大学の授業を受けることができる、というシステムでした。
      高田馬場にあるJSAFという留学エージェントのFLAPという語学留学システムを利用しました。

      このようなプログラムが組まれている語学学校は、正直少ないと思いますが、アメリカであれば大学付属の語学学校は複数あるはずですので、探せば見つかるかもしれません。
      また、このような情報はネットで見つけるのは非常に難しいので、どこでもいいので留学エージェントに問い合わせてみると良いでしょう。
      留学エージェントは、本当に良くお世話してくれる所もあれば、いい加減でダメダメな所もありますので注意が必要です。
      問い合わせや面談をする分には無料(のところが多い)なので、とにかく色々なエージェントに問い合わせてみるのがベストだと思います!

  3. hana より:

    ありがとうございます!
    度々すみません。費用はどのくらいかかりましたか?

  4. hana より:

    それと、半年だけ大学聴講をしたとのことですが、実際どうでしたか?半年だけだとあまり大学の授業の内容が身にならないでしょうか。。。?

    • 管理人 より:

      hana様
      コメントありがとうございます。
      費用は、授業料・寮費・保険合わせて3クォーター分で約250万円でした。
      航空券代や生活費(食費)、その他費用含めると、300万円は確実に超えたと記憶しています。

      大学の聴講は、受ける講義や自分の興味の範囲にもよりますが、個人的には確実に身になったと思います。
      たとえばアメリカの大学の授業は、日本とは一味違った内容の講義が多いです。
      ビジネスにしても文化にしても、考え方の多様性が日本とは段違いなので、当然難しいと感じることも多いですが、全てを終えた感想としては「挑戦してよかった」という一言に尽きます。
      もし聴講するか悩んでいるのであれば、ぜひとも挑戦してみることをオススメします!

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